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パソナ、リカレント教育を支援

2022年5月23日(月)日経MJ

リカレント教育(社会人の学びなおし)について、幾度か取り上げているが、パソナが会員制リカレントプログラム『パソナリカレント』を6月1日(水)より開始するとあった。

このプログラムは、BtoCのようで(企業も利用することはできる)、構造はスタディサプリの社会人版のようなイメージだろうか。金額などは以下の通り。

毎月の会費を取りつつ、講座は別途料金がかかる。個人的には高いという印象だが、大学とも提携した学習体制や、キャリアコンサルタントへの相談、学んだ後の転職支援等で付加価値を乗せているというころだろうか。

●入会金10,000円

●月額利用料1,600円(共に税込)。

●E-ラーニング600講座があり有料、講座の利用料は別途必要となる。

 記事では簿記3級を目指す講座で3,000円~2万円ほどとあった。

●年2回までのキャリア&生活相談ができる。

 キャリアコンサルタント保持者にライフプランの相談までできるとのこと。

https://www.pasonagroup.co.jp/news/index112.html?itemid=4300&dispmid=798

MJ引用

「『日本は終身雇用の環境があり、欧米諸国に比べて学びなおしに対する意識が低い』

『40代を中心に将来のキャリアプランを描けない人は多く、第三者としての支援を手厚くしたい』と強調している。」とあり、国からの要請もありそうだ、

昨年からパソナは、日本創生大学校「ギャップイヤープログラム」という、2年間働きながら研修を受けられる制度を開始している。その労働時間や初任給、経費などを問題視する声がネットであったが、今年は話題になっていないようだ。ホームページでは新たに「デジタルアニメーションコース」が加わったとあり、プログラムは継続している。

プログラム中の就労は農業もあるようで、就職が決まらなかった大学卒業生や高卒、留学生のコースがあり、学生から社会へ出る手前のクッションのような役割を担っているようにも見える。本質的なことはわからないが、学校を卒業し、行くところがない人がいるのも事実だ。家にいて、気分も腐ってしまうくらいなら淡路島に行くのも手かと思う。

教育については、世界的に無償化が進んでいる印象がある。有名大学の講座が公開されたり、無料のコンテンツが広まっている。日本ではJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)で様々な大学、企業が計140講座を配信している。

そのプラットフォームは4つあるが以下にgaccoのリンクを。https://www.jmooc.jp/

そしてこれが無料だからめちゃ活用しているかというと、……してないw

先日、インスタでも広告を大量に出しているSHElikes(シーライクス)というオンラインスクールの無料体験を受けたが、女性限定でターゲットはおそらく20~30代、webデザインやマーケティング等の副業スキルを身に着けるための講座が受けられる。この無料体験会がなんともおしゃれなスライドで、スキルを身に着けた自分を想像させるような「その気にさせる」デザインになっている。

ただ私は、合わなかった。

結局、自分を知り、自分が「その気になる」ことを模索していくしかない。MOOCはこれを機にいくつか聞いてみようと思う。