2022年12月26日(月)日経MJ
「ソレクティブ、企業とフリーランスつなぐ」
フリーランスの悩みを解決するプラットフォーム「Sollective(ソレクティブ)」というものがあるらしい。
ソレクティブは高いスキルを持つフリーランスのマッチングに特化し、自分のスキルや条件などを登録しておくと、企業側が必要な人材を探し当てることができるという。
社長の岩井エリカ氏が、自身がフリーランスとして働いていたときに活用したいサービスがなかったことや、米国ではプロフェッショナル人材であるフリーランスをプロジェクトに積極的に取り入れることを目の当たりにしたことなどが、起業につながったとあった。
現状、日本ではジョブ型雇用も進んでいない。会社の業務をジョブ型にできていないのに、フリーランスを活用するというのはハードルが高い気がする。
メンバーシップ型で仕事を割り振っていると、どうしても人材派遣の方がしっくりくる。
2022年2月25日のPRTIMES記事で、
「Lbose、『企業の正社員採用状況・フリーランス人材の活用意向調査』を実施」
というのがあった。
調査結果として、
・63%が人材不足の状況だと回答し、内20%は業務に支障をきたすほど不足していると回答している。
・66.3%が正社員採用に苦戦していると思うと答えている。
・正社員採用が厳しくなった場合の代替手段として当てはまるものは、
51.3% 人材派遣、契約社員
34.3% パート、アルバイト
30.3% 外注
20.5% フリーランス
フリーランスとして、営業して、仕事をもらうには、環境がまだ整っていないともいえそうだ。
そのような環境で同社が伸びているのには納得した。契約関係書類の提供などバックオフィス支援も手厚いようだ。
政府の動きは、フリーランスの保護や働きやすさに傾きつつあるが、各民間企業の対応はまだまだ道半ばだ。
柔軟な働き方が増えていくと良い。
参照https://lbose.notion.site/fe20c6f88554455195a5a7822f0e569f