2023年2月13日(月)日経MJ
「AI教材が変える塾の形」
今日の一面は、アタマプラス。
アタマプラス(東京・港)のデジタル教材を使うことで指導の標準化だけではなく、経営の効率化にもつながるとの期待から導入が進み、同社の存在感が、地方の学習塾業界で急速に高まっているとのこと。
AIを活用し、個人のレベルに合った問題を提供する教材『アタマプラス』の導入による効果は、自立型の学習に切り替えられることや、講師1人で対応できる人数や学年の幅が増えるなどがあがっていた。
地方では、少子化の影響はより強く、講師の人手不足も深刻で、経営の効率化にもつながるという期待があるようだ。
危機感の強い地方の方が、デジタル化が早い可能性があると。
アタマプラスの導入の仕方は、集団授業型の塾で授業とアタマプラスを組み合わせるケースと、全面的にアタマプラスに切り替えて講師はコーチングに特化するというケースが多いとのこと。
社長の指摘はとても鋭い。
引用
「アタマプラスの稲田大輔代表は『あらゆる産業が個別最適化に向かい、テクノロジーでそれが実現できるようになった。教育業界でもその流れができている』と指摘する。」
以前、アタマプラスを投稿した際も、個別化に強いという点がとても興味深かった。特に子どもの成長スピードは様々だからだ。
https://www.instagram.com/p/CXsQHuIFTQc/?utm_source=ig_web_copy_link
(2021年12月20日(月)日経MJ)
少子化で大学受験者数ももちろん減少していくし、合格倍率も下がる。もし、受験自体が無くなれば学習塾に通う子も減る。大学も変化の過渡期にある。
より効率的な受験勉強が求められているが、コロナ禍では、地方から首都圏の大学を受験することが困難になるなど、そもそもチャンスも環境もとても不平等だ。
今後、受験の行き着く先はどこなのだろうか。
さらに、講師の役割や存在意義も変わるだろう。これは考えていきたい点。講師には何が求められ、何を提供できるのか。
いろんなことを考えさせられる記事だった。