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司法DX

2023年4月18日(火)日経新聞朝刊
「ホントにできる?司法DX(1)」

22年5月の民事訴訟法改正で、ようやく道が開かれた民事訴訟のオンライン化。訴状の提出から判決言い渡しまでデジタル環境で完結できる基盤が整ったとあった。
日本独特の「判子文化」で進まなかったIT化がコロナ禍でようやく進展した。

引用
「『日本の司法のIT化は、現時点では世界から2周遅れ』。各国の裁判手続きのIT化に詳しい日本大教授の杉本純子は言う。
足踏みを続ける間に欧米やアジア諸国に次々と追い抜かれた。
『海外は既にスマホでの裁判手続きを可能にするなど、より利便性を高める運用の段階に移っている』」

とあった。
変革を迫ったのは経済界の危機感だったようだ。
システムには高度なセキュリティに加え、ITスキルがなくても平等に使いこなせる仕組みも必要で課題は多いとあるが、業界的に、権威ある人程高齢化していることも遅れの要因にあるのではないかと思ってしまう。

デジタル化を善としてすべてが進んでいて、そこに疑問を感じないわけではないが、これほど効率化、生産性を求められる中で、デジタル化なしにはなにも成し遂げられないとも、ヒシヒシ感じている。