2023年1月25日(水)朝日新聞朝刊
「更年期苦しまず働けた理由」
キャスター・長野智子さん
長野さんの更年期症状について参考になった。
40歳くらいから考えたいところ。
長野さんは、50代に入ってから ホットフラッシュのような症状が出るように。不定愁訴が気になり、数秒の判断が狂ってしまうのが嫌で、友人にホルモン外来について教えてもらい、早めに病院に行ったとのこと。
病院では、ホルモンの数値を測るために採血し、3ヶ月に1度の頻度で通院しながらホルモン値を見ていくうちに段々値が下がった。
先生からは『女性のホルモン値は崖から落ちるように下がる。墜落しないように何着陸させるのがホルモン外来の治療なんです』って言われて、墜落する前に病院に来られたんだとホッとしたとあった。
それからホルモン補充療法を始め、こまめに数値を見ながら、塗り薬や貼り薬飲み薬を調整して軟着陸できたとのこと。更年期の症状では全く苦しまなかったとあり、参考にしたい。
会社の環境などについては以下のようにあった。
引用
「意思決定層に女性を増やすことは最低限必要です。男性だけだと悪気はなくても気が付かないことがありますから。
ヘルスケアやウェルネスに目配りができない会社は、優秀な労働力を失い存続できなくなるかもしれません。」
不妊治療休暇などを設けて終わりではなく、昼休みに病院に注射をしに行く「ちょっと出」みたいなことを認めるとかしてほしいという点もとても同感。
男性も含め、クリニックに行けずに無理して悪化することが、お約束のようになってしまっている。
この辺りの柔軟さはほんとに重要だと思う。
私もそろそろホルモン検査など受けたいと思っている。首が悪くて、ずっと不定愁訴と付き合ってきたが、年齢を重ねるごとにまた違う要因もありそうだ。