2022年12月14日(水)日経MJ
「22年住まいのトレンド1位は『癒やし』」
(暮らしスケッチ)
住まいに関するSNSのRoom Clipが、トレンドランキング「Room Clipアワード2022」を発表。
今年、ルームクリップで投稿や検索が盛り上がった代表的なキーワードが「癒やし」だったとあった。
引用
「長期化するコロナ禍での疲れを癒やしたいという願望に加え、ステイホームで家族でいる時間が急増した反動で、1人で過ごす時間を求める人が増えたことも背景にある。
ルームクリップではこうした傾向を『パーソナル癒やしスペース』と名付け、今年のキーワード1位とした。」
とのこと。
ルームクリップは、部屋のインテリア実例共有サイト。
私も引っ越しのときなど、「洗濯機周りの収納」や「本棚」などのキーワードでたくさんの投稿写真を参考にした。
突っ張り棒の活用例や山崎実業 towerシリーズの使用例など、参考になる。
住まい関するものから分析すると、ライフスタイルなどの傾向がよく分かりそうだが、癒しとは…納得。
また、世界的な快眠ブームで、睡眠関連アイテムが話題となっているとのこと。個人的にもスマートウォッチで睡眠スコアを付けたり、毎日布団乾燥機をかけたりしている。
最近は、重たい布団(5kg程)が気になっている。
23年には、快眠ブームが間取りにまで波及するとあり、住まいのあり方も変わってきそう。
少子化ぎ進んでいるものの、単身者の増加で世帯数は増えていた。今後は、都心以外では世帯数も減っていくと見られている。家余りの傾向が徐々に顕著になってくるのではないだろうか。
日本の住宅業界は、サステイナブルではないと感じる。早々に、高齢化、建物の老朽化、修繕費や管理費の不足などに向き合っていかねばならない。
以前の投稿でもあったが、管理会社と住人はどちらも物件価値が上がって欲しいはずなのに、なぜかか利益が相反するかのような関係性となる。
管理会社が管理する賃貸物件と住環境に気を配れない住人の関係性が変わるような仕組みが必要ではないだろうか。
住環境のために何かできるなら、やるつもりはあるのだが…
例えば、小さな話だけれど、賃貸では照明器具が最初から付いていることがあるが、それを取り替えた時、退去するまで保管しておかなければならない。
これを他の部屋や他の物件で、使用してもらったりできないのかと。
このような仕組み自体を住民によるコモンズのような共同体て解決する取組もでてきている。
家余りの対策などは、地方自治体くらいの規模で取り組まなくてはならないと思うが、都心においてはその危機感もまだまだ低そうだ。