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教育 日経MJ

社会課題はビジネスから

2023年1月25日(水)日経MJ
「ひとり親世帯にオンライン教育」

静岡市でひとり親にオンラインでできる業務を委託し就労を支援するヴァリオス。同社の石光社長が、ひとり親向けのオンライン教育事業に乗り出すという記事。

英会話学習などを低料金で利用できるサービス「ままoneアカデミー」を提供する。
子どもの習い事に加え、親の仕事に役立つパソコン操作やマナー、お金に関する講座を、ひとり親には月額会費980円で受け放題👀
子どもに習い事をさせたり自身のビジネススキルを高めたりする場としてもらい、ひとり親が安心して働ける環境を整え、経済的な自立を後押しするとあった。

ヴァリオスでは、オンラインでできる仕事を企業から受けて、ひとり親に業務委託する事業「ままよろ」を手掛けており、同社で働くひとり親の就労環境を整えるとともにスキルアップを促すことにもつながると。ソーシャルビジネスであっても、人材育成や利益確保に視点があり、応援したくなる仕組みだ。

ままoneアカデミー講師は、専門家や学生のボランティアが行い、会費収入は、ひとり親世帯の生活を支える活動の経費に充てるなど、工夫がある。
資金やボランティアを募るに当たって、わかりやすく、共感しやすい。
ありそうでなかったところをついている。
社会貢献や政治へのコミットメント等は、生活にある程度余裕がなければできない。
法人であっても同じように、社会的な課題解決をビジネスで行うということは、利益を出していかなくてはならない。
「ままよろ」のヴァリオスは株式会社であり、「ままoneアカデミー」は一般社団法人で担うようで、制度を上手く利用し、仕組み化しているといえる。

自宅に居られるテレワークには、女性の働き方として可能性がある。ワンオペの解決を待っていても政策や支援は進まないし、自助と互助ししか無いと思って今を生きなければならない。

写真はホームページよりhttps://varios111.com/
ままoneアカデミー登録https://varios111.com/step/