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終活の領域広がる

2023年4月14日(金)日経MJ
「必要な終活『家の中の整理』32%」
(ときめく!シニア女性マーケ)

「終活」に対する認識はコロナ禍を経験した令和時代の人にとってどう変化したのか、とあった。ハルメクのアンケート結果。

引用
「変わらなかったことは『終活は8割弱のシニアが必要と思っているものの、既に始めている人は半数程度』という結果。」
というのは、面白かったw

引用
「変わったことは、終活の領域のさらなる広がりです。
23年の終活はどうでしょうか。

『整理・処理』だけでなく、『健康習慣の見直し』『資産運用の開始』『会いたい人に会っておく』など、見直す・増やす・始めることも終活として『既にしている』、もしくは『必要』と思っていることが明らかになりました。」

とあった。
終活は足したり引いたりしながら循環させていくものなのかも、と指摘されていて、老後が長くなっていることも影響していそうだ。
私もモノやコトを減らしているが、それが習慣になると、増やすことに抵抗が生まれ、だんだん強くなる。
これは良いことでもあると思うが、必要な(自己)投資を、必要な時にできないことは長い目でみて大きな損失となる。
健康に関する投資と、スキルアップなど、習得するのに時間がかかることは、始める時期が早いほど良い。
この辺りのバランスが重要であり、それは老後も変わらないということだろう。

私はたまに、今死んでしまって、何が残って、何が大変かと考える。
それは仕事柄、毎日のように戸籍をめくり、相続関係図を作り、死亡した人の年齢や相続人の年齢を見て妄想し、時には悲しくなる。
残された財産の整理のために金融機関に行ったり、保険の解約を調べる。
子どもがいない人は、高齢の兄弟が相続人となることも多く、その兄弟仲が良いと、その仕事は楽しく感じたり。
そんなこんなで、生き方や死に方を考える機会が多いのかもしれないなぁ。