2022年11月21日(月)日経MJ
「オトバンク社長 久保田裕也さん
――耳の読書 倍速ヒット」
(トップに聞く)
本の内容を朗読音声で聴ける「オーディオブック」の利用者が広がっているという記事。
オトバンクが提供するオーディオブックサービス「audiobook.jp.」の会員数が250万人を突破したとあった。
オーディオブックとしては、Amazonの「Audible」と、オトバンクの「audiobook.jp」が業界2強だ。
オトバンクは、1月には法人向けの聴き放題プランの提供を開始。契約数はすでに100社近くまで達したとあった。
社長のインタビューで印象的だったのは、以下の点。
引用
「優位性をどのようにつくり、保ちますか。
『息長く続くには、クオリティーと、提供形態が時代遅れになっていないという2つが重要です。
瞬間的に話題になっても、あっという間にお客様がいなくなってしまったらサービスとしては長く続けられません。クオリティーの高いものをコツコツとシンプルに出していくしかないと思っています。
また、スマホの次のデバイスが出てきたときにそれを見落とさないことも重要です』」
とあった。
これは、どの業界でも当てはまりそうだ。
本を紙で読むのか、電子書籍で読むのか、音声コンテンツで読むのか、こんなに読み方が多様になるとは考えていなかったなぁ。
いつの間にか、自社商品の提供の仕方が、古すぎて使われていなかったということもありえそうだ。
個人的には、Amazon Kindlefire端末の『読み上げ機能』を使った読書が6割、紙の本が4割といったところ。オーディオブックはほとんど利用してない。
記事にもあったが、音声を聴きながら文字を追うこともあって、音声だけというのにあまり魅力を感じないのだ。
また、寝る時に読み上げ機能で流しておくと、眠くなるので睡眠導入に使っている(^^
Kindlefireは、これまで色んなサイズを購入していて、買い替えも含めて最近7台目を購入した。ただ、7台目の初期設定が上手くいかず戸惑っている。安い端末なので辛抱強く設定することさえ出来れば、良い買い物だと思う。
なお、オーディオブックについては、Amazonの方が聴き放題の作品数は多いものの、日本語に限ると、オトバンクとそこまで差がない。
オトバンクには、料金プランの選択肢も色々なので検討の余地はある。
自分が楽しい方法で本が読めれば人生は楽しい。