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日経MJ 法律

証明力の見える化

2023年1月11日
「リーテックス 電子署名 4段階に色分け表示」

電子契約サービスのリーテックス(東京・新宿)が、企業間の電子契約における本人確認の厳密さのレベルを電子署名の色で表示する機能を開発したとあった。
コロナ禍で、増えた契約書の電子化。
印紙税もかからないため、利用している会社も多いのではないだろうか。

本人確認の厳密さは電子契約サービスによって異なることがあり、メールの送受信のみで本人だと確認したり、住民票などで厳密に確認したりする場合などがあるとのこと。

引用
「リーテックスは、同社の電子契約サービスの利用者を登録する際、本人確認のレベルが一目で分かるよう電子署名を4段階に色分けして表示する機能を搭載した。」

とあった。
おもしろいサービスだ。
証明力の強さを可視化している。
現状、印鑑証明書が本人確認やその意志確認では一番強いと思われる。印影のような判別がデジタルではできないため、そのデジタル署名の手続の厳密さから、証明力の強さを示すようだ。
これまで、データでしかなかったwordファイルや、PDFファイルが、デジタル署名をすることで、契約書や委任状など効力をもつ「モノ」になる。これをなんと言えば良いのか…
まだ自分の中に、概念ができてこない。