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マーケティング

非日常感というニーズ

2023年3月1日(水)日経MJ
「高まる若者の旅行意欲、非日常でゆっくり・自由に」
(大岩佐和子の消費を斬る)

若者の旅行意欲が旺盛らしい。
引用
「コロナ禍で交友関係が浅く広くから深く狭くなり、気心知れた仲間とは時間を気にせず会って楽しみたいというニーズがあるようだ。
『1年ほど前から20代前半の方が1泊2食付きのひとり2万円ほどのプランを利用するようになった』。
こう話すのは、まちごとホテル「SEKAI HOTEL」を営むクジラ(大阪市)の矢野浩一社長。」

とあった。
昨日、仕事で金沢で一泊したが、泊まったホテルに若者多かった。あれ、春休み?と思うくらいに。
星野リゾートの若者限定プラン「界タビ20s」の利用者数が年々伸びているようだ。
コロナ禍のGoToキャンペーンや旅行支援を経て、ホテルや旅館での宿泊、旅行の計画などの経験値が向上したこともありそう。宿泊自体に付加価値を付けたプランも増えてきている気がする。

SEKAI HOTELは、「まちごとホテル」というコンセプトで、ホテルの周辺にある飲食店や銭湯、商店などが提携し、観光もホテルの滞在も楽しむことができるようにデザインされている。
このようなホテルは、地域のお店と連携して魅力を発信し、協力しあっている。
以前、飛騨高山で泊まったhotel around TAKAYAMAもそのようなコンセプトだった。
「回遊拠点型ホテル」と定義し、街と文化と人をめぐるハブとなり、 地域を体験できるように仕掛けている。

星野リゾートを筆頭に、若者に訴求する工夫もされているようだ。
金沢で泊まった(ビジネス?)ホテルは、トイレとバスが別で、ベッドルームとの間に大きめの扉があり部屋が分かれていた。
ユニットバスは、カップルや友人、親子で泊まるときもなにかと不便だなと感じるため、このようなホテルが増えると嬉しい。
若者だけでなく、いろんな楽しみ方も増えていきそうだ♪