2023年1月28日(土)日経新聞
「飲む中絶薬、承認を了承」
厚生労働省の専門部会は27日、飲む人工妊娠中絶薬の承認を了承したとあった。国内初だ。
なお、公的保険の対象外となる見通しだとあり、いくらかかるのかも気になる。
バカみたいに高い金額では意味がない。
引用
「手術しかなかった中絶に新たな選択肢が加わる。海外では約30年前から中絶薬を使っている。女性の心身の負担を軽減できるとして国内承認を望む声が上がっていた。」
30年の差は何から生まれたのだろう。
また、ずーーっと指摘されてきたが、
引用
「胎児をかき出す『掻爬(そうは)法』か『吸引法』の2通りがあり、WHOは子宮を傷つける恐れがある掻爬法を『時代遅れ』として推奨せず、中絶薬と吸引法を推奨している。
手術費用が10万円以上になることも多く、心身と経済的な負担の大きさが指摘されていた。」
今回の飲む人工妊娠中絶薬の承認にあたって、上記の点も改善されるのか。何かと女性に痛み(懲罰)をあたえなければ中絶を許さないというような姿勢を感じる。
安全な中絶をすることがままならない状況が続いている。
リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の考え方や取り組みが広がってほしい。
なお、社会的関心が高い薬のため、厚労省はパブリックコメント(意見公募)を実施し、3月にも承認可否を判断するとのこと。