カテゴリー
働き方 日経MJ

高知県の人材確保

2023年1月20日(金)日経MJ
「IT人材確保、地方優位?
高知県の調査が話題に」

都市圏より地方の方がIT(情報技術)人材の確保に優位性がある、という高知県が発表した「IT人材に関する実態調査」が話題になっているらしい。
他社との競合が比較的少ないことが主な理由とのこと。いろんな要素があっての結果だと思うが、興味深い調査結果だった。

引用
「IT人材に求めるマインドとして『向上心の高さ』を挙げた経営者が最も多かったが、従業員への学習補助などの支援を行っているのは5大都市圏が36.0%、地方が45.0%だった。」

とあった。
地方高い👀
調査結果はネット上で見られる。
【魅力的な地方での働き方】拠点を移すことに約 4 割が抵抗なし!カギは企業の“リスキリング”支援とある。
学べる環境の提供が企業には求められているといえる。成長の実感は幸福感にもつながるし、また何かしなくては…という不安の解消にもつながるため、大きいのではないか。

https://www.pref.kochi.lg.jp/press1/2022112100056/files/file_20221214132616_1.pdf

高知県は、人口減対策として若者に人気のIT・コンテンツ関連企業に注目し、18年から人材育成に取り組む。
県が企画する「高知デジタルカレッジ」では県内企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する講座、デジタルクリエーターやシステムエンジニアの育成講座などを開いており、受講者と企業とのマッチングも進めているとのことで、なんとも魅力を感じた。

高知県といえば、明治13年(1880年)に日本で始めて女性参政権を認めたところだと思い出した。港がある所は、モノや情報の入り方が全く違うように思う。新しい取組が生まれるのにも、そのような地域性があるのだろうか🙄

2019年の映画「波乗りオフィスへようこそ」は、東京から故郷の徳島にオフィス移転を行ったIT企業社長の実話をもとに作られたものだった。
朝、出勤前にサーフィンができるなんて、都心にいたら叶わない。
今、全く不可能に思える生活や働き方も、テクノロジーが可能にするかもしれない。
今の働き方に固執しないようにしていきたい。