ドン・キホーテが海外展開する焼き芋がめちゃ売れているとあった。ドン・キホーテは、アジア各国では『ドンドンドンキ』と日本の良い品を販売する高級路線で展開しているとのことで、これも知らず。
愛知県では、昔から馴染みのあるスーパーに「ユニー」があるが(本社は愛知県稲沢市)、ユニーがドンキの子会社になったときはびっくりした。現在、ユニーは、アピタやピアゴを展開している。
中小企業でも「売る」ということを考えるのに役立つ内容だ。
2022年5月18日(水)日経MJより一部引用
「焼き芋ブームは国内にとどまらず、近年は海外にも飛び火する。
10年以上前から焼き芋を販売していたが一部の店舗のみだった。
11年の東日本大震災の時、売り先が途絶えた茨城県のさつまいも農家の苦境を聞き、焼き芋を販売する店舗を大幅に増やした。
22年2月時点でPPIHグループ国内570店舗以上で焼き芋を販売しており、国内店の販売本数は年約1230万本。年間売上は15億円を突破した。
同社は17年からシンガポール、タイ、香港、台湾、マカオ、マレーシアに出店。日本のドンキホーテとは大きく異なり、日本の高品質な食品を通じて日本の魅力を伝えるジャパンブランドスペシャリティストアとして展開する。
17年にシンガポールへ出店した際、日本式ホットスナックとして焼き芋を手頃な価格で販売したところ、『想像を越えるヒットとなった』という。
同社ではその後、タイや香港などアジア各国、地域にも店を広げているが、ずれの店でも焼き芋はオープン時から取り扱っており、大ヒット商品になっている。
日本からタイへのさつまいもの輸出額も急増。農林水産省の農林水産物輸出入概況によると、17年は金額ベースで約1億円だったのに対し20年は4億8千万円以上になっている。」
とあった。
日本では昔から馴染みのある焼き芋が、海外で人気になるとは意外。日本の果物の延長だろうか。海外で勝負できる農産物があるのは心強い。
コロナ禍で日本へ旅行に行けなくなったことも影響してるとか。
ほとんどのスーパーで焼き芋を見かけるが、記事にはそのきっかけは調理器『焼き芋オーブン』を郡商(宇都宮市)が開発・販売したことだという。
それまでは、焼き芋を焼くのには、火力調節やこまめにひっくり返したり手間がかかったが、最終的には芋を入れておくだけで誰でも焼けるインストア向けオーブンを製造販売し、これがめちゃ売れたとあった。
調理器によって、さつまいもが大量に消費されるというのも面白い。ちょっとしたことで、モノは売れるようになると気付かされる。
焼き芋ブームでは、ねっとり系流行りだが、ホクホク系も巻き返してきているようで、わりと好みも分かれるのではないだろうか?
私はねっとり系や甘すぎるのはは全くダメ。この辺りが上手く見える化してくれたら、残念な焼き芋に当たらなくてすむんだけどなぁ、と思った🍠🍂
焼き芋の記事は、日経クロストレンドに
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00879/