2023年5月6日(土)日経新聞
「資生堂、2年連続首位」
月刊誌「日経ウーマン」の調査「女性が活躍する会社ベスト100」。
幹部候補の女性への階層別研修を取り入れるなど、管理職登用に積極的な資生堂が2年連続で1位。
2位にアフラック生命保険、3位は高島屋が入った、とあった。
このような調査のトップには、ジョンソンアンドジョンソンが常連だったイメージがあるが(外資は除外?)、資生堂ががんばってるようだ。
資生堂グループは、女性社員80%以上
グループ女性管理職はグローバルで58.3%
取締役・監査役の女性比率は46.2%
(2022年4月時点)。
日本国内の女性管理職比率37.3%。
とかなり高く、コアタイムのないフレックスタイム制度やリモートとオフィスのハイブリットスタイルの導入等働きやすさや、生産性向上への取り組みが評価されている。
よく転職するときに、ブラックでなく、ホワイトでなく、グレーな会社を選ぶと良いとアドバイスされることがある。
ホワイト企業は、社員の同質性の高さが指摘される。
その同質性の高さゆえに変化が起こらず、昇進制度も基本年功序列。上が辞めないとポストに空が出ず、優秀な人ほど離職する。結果残った社員は同質化していく。
このあたりのバランスは難しいが、環境が人に与える大きさを考えるととても重要だ。
多様性が必要とされるのは、人間関係で摩擦が起きないと気付きやアイデアに繋がらないというところもある。
同質な人との付き合いは、心地よくてそれも幸せだが、ビジネスでは、炎上広告に繋がったり、イノベーションが起きない等マイナスの要素も大きい。
環境から自分にも変化を起こすことを意識していたい。
参照
資生堂https://corp.shiseido.com/jp/sustainability/society/gender-equality3/
PRESIDENTwomanhttps://president.jp/articles/-/68490?page=3