2023年1月6日(金)日経MJ
「全体の高付加価値化を加速」
ライオン社長掬川正純氏
(トップに聞く2023)
2023年の見通しについて、各社の社長インタビューが掲載された。
各社とも原価高騰や値上げ、節約志向に言及している。
20年のコロナを機に、歯磨き粉はホームユース(家族で使う)から、パーソナルユース(自分で使う)商品へと変化したといわれている。ライオンは世代別に商品展開が成功したとも。
参照マーケティング・シンカ論https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2103/26/news012_5.html
私も、歯磨きには1000円の歯磨きジェルを使っており、高いと思いつつ変えられない。
日用品の市場規模はあまり縮小しないようだが、消費者としては節約のために何かは削っていくだろう。
今後は解熱鎮痛剤や目薬などの分野でも付加価値向上が必要とあった。
ライオンの今後の指針は以下の通り。
引用
「ライオンは『より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する』をパーパスに掲げる。パーパス実現に向けて取り組むのが暮らしの中の課題を、より良く楽しい習慣を意味する『Positive Habits(ポジティブ・ハビッツ)』に転換する提案だ。」
とのこと。
Habitsとは習慣。
良いパーパスだなぁーと感じた。
最近、「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」を読んでいてとても面白いのだが、望ましい習慣には、なにはともあれ環境(人間関係も含む)だ。
付き合う人で、自分がこうも変わるのか…ということは誰もが経験していると思う。これは本当にあなどれない。
やりたいことは環境によって実行できるようになるし、なりたい自分も環境によってつくることができる。
当たり前なのだが。
新年に読むのにとても良い一冊だと思う。https://amzn.to/3GIFs9D