2022年11月21日(月)日経MJ
「ビジネスコミュニケーション系、利用3.7倍に」
(読み解き今コレ!アプリ)
新型コロナウイルスによって大きく変容した人々の働き方は、スマートフォンアプリのデータにも表れているとあった。
変化の端緒をたどるキーワードは
“コミュニケーション”とある。
引用
「特にビデオ会議やチャットなどビジネスコミュニケーション系アプリの伸びが著しい。主要ビジネスコミュニケーション5アプリ
「ChatWork」「LINEworks」「Slack」「Teams」「Zoom」の22年10月の合計利用者数は約980万人。19年10月に比べ3.7倍に拡大している。」
とのこと。
「一方で、オフラインだからこそ生まれるセレンディピティー(偶然の出会い)や信頼関係もいっそう重要になっていると強く感じている。」
ともある。
オンラインで間違いなく効率化や感染防止は進んだと思うが、さらに深いコミュニケーションやチームでのコミュニケーションには引き続き課題があり、どう演出するかも重要になる。
上記アプリでは、Zoomが最も使われているとあった。Zoomは、参加者のアカウントが不要であったり、ホストも無料アカウントで使用できる(制限はある)。
機能もシンプルでオンライン会議に特化しているのもよい。
ただ、同時に話すとどちらの声も聞こえなくなたったり、常に写っているというのも疲れるし、なんか雑談しにくい。複数人でミーティングするにも、話す人と、聞くだけの人、とならざるを得ない、などできないことも多い。
Zoomでできることと、できないことを見極める必要があり、できないことを何らか補っていく必要がある。
個人的には、ワークを伴うセミナーや、一対一のコーチング、カウンセリングには、ものすごく役立っていると感じる。遠方であってもうけられるため、カウンセラーに制限はないし、自分の部屋等でリラックスして話せるのもいい。
「なぜ、人に会うのはつらいのか」
のなかで斎藤環さんが以下のように話していた。
引用
「人間には実際に会わないと満たされないものが2つあると私は考えているんですよ。
欲望と関係性、です。人間同士が会うことの意義が最大化されるのはこの2点に関してだと言っていいと思うのです。」
既に関係性ができているのであれば、オンラインでもリアルに近いコミュニケーションが取れるが、新たに関係性を構築するのは難しそうだ。
また「欲望」は他者から与えられるというのもとても興味深かった。
意欲がわかない…
という人は、とりあえず、リアルで人に会ってみるとよい。https://amzn.to/3CyE7AR