2023年1月9日(月)日経MJ
「対話AI『チャットGPT』に高い知性』
(先読みウェブワールド瀧口範子)
「Chat(チャット)GPT」、すごいみたい。
chatGPTとは、ユーザーの真意を理解し、必要な要素をまとめ、人間の会話文体に似せた文章で、まるで人間が答えているかのような回答をするように設計されている、米OpenAIが作ったチャットボット。
参考https://jidounten-lab.com/
間違いなく、今年注目のテクノロジーのようだ。この文章作成能力がすごかった。
引用
「『サンタは存在しないという手紙を、子供のために書いてほしい』というリクエストにはこうしたためる。
『親愛なるエミリー、私は実在する人間ではありませんが、ご両親の愛から生まれ、あなたに語られてきたキャラクターです。(中略)大きくなって学びを重ねても、魔法と愛と親切さを忘れないで下さい。サンタより』」
(○_○)!!
今後は、マーケティングの文面を描いたり、カスタマーサービスの前面に立ったりできるだろう、とあった。
また、悪用についての懸念も計り知れないとのこと。
AIを使って架空の画像や動画を産み出すディープフェイクについても有名芸能人らの顔を移し替えたポルノ映像を販売するなどの犯罪が多発した。
精巧に作られ、本物のように見えるため、被害者の傷も大きい。
チャットボットについても、なりすましによるメールやフェイクニュース、記事投稿などが懸念される。
どのように取り締まり得るのか、法律はもちろん、何が本当か…ということも難しくなりそう。
それにしても、文章を書くという技術は必要なくなっていくのだろうか。「大体こんな感じのことが言いたい」と指定すれば、それらしい、しかも心に響く文章ができあがってしまう。
モヤモヤを言語化してくれそうというポジティブなおもしろい面もありそうだが、やはり新しいテクノロジーって、少しこわいというのが正直なところ。