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働き方 日経MJ

都市の近くで農家になる

2023年1月16日(月)日経MJ
「都市の近くで農家になる」
成熟社会に新たなスタイル
(食の進化論)

都市の近くでやる農業、面白かった。
記事にあった女性は神戸市の中心から30分の自然に囲まれた郊外の一角に4500平方メートルの畑を持つ。
会社員の時にベランダのプランターから始めて、手狭になってから貸農園で栽培にチャレンジ。10年前、本格的に学び、畑を借りて就農したとのこと。
この都市の近くという点について、以下のようにあった。

引用
「都市の近くで農業を始めるという選択は、地方とは違う営農と暮らしのスタイルを可能にした。
特徴のひとつは、農協や市場に出荷していなくても、身近に売り先がたくさんある点だ。市の中心で開かれたマルシェに積極的に参加し、レストランなどの販路を開拓した。決め手になったのは、地方ではあまり作っていない珍しい様々な野菜。栽培する品目が増えたのはこのためだ。」

とのこと。
また、消費者と接触するチャンスも多く、ニーズもつかみやすいようだ。
家族などで食べる分の家庭菜園を楽しむ人も多いが、それをもうひとつ、ふたつ上がって都市の近郊で農業をするという発想はなかった。
なお、自分で配達することは、ガソリンも高く体力的にもきつく、地域に配送の仕組みがあり、それを利用しているとのこと。
この辺りのインフラもポイントになりそう。

ずいぶん前だが、「半農半Xという生き方」という本を読んだ。読み方は「はんのうはんエックス」

「自分や家族が食べる分だけ自給自足し、農ある暮らしのなかで自分のやりたい「X」をするという生活(Amazonより。)。」
を提唱したもの。https://amzn.to/3D4XKRm

小さな農業と自分の好きなX。
サイドfireと似たような考え方かもしれない。
わたし個人は、家に観葉植物を置くことすらままならないため、半農も難しいが、ライフスタイルは柔軟に時間や心の豊かさを求めていけたら良いと感じた。